翌日……
「お兄ちゃん!早く早く!」
「待って、荷物の確認したかい?」
「大丈夫だよ!」
早く学校に行きたくてお兄ちゃんを急かす。
こんな気持ちになったのは初めてのことだったけれど玉藻兄さんに会えると思うと早く学校に行きたかった。
「珍しいね、いつもはギリギリで出るのに」
「えへへ、内緒ー」
ドアを開けると……
「璃桜!あぶない!」
「え?」
目の前には玉藻兄さんが……
ナニかから庇うように抱きしめられると、チラリと見えた人ではないナニかが玉藻兄さんの背中に噛みついていた。
「お兄ちゃん!早く早く!」
「待って、荷物の確認したかい?」
「大丈夫だよ!」
早く学校に行きたくてお兄ちゃんを急かす。
こんな気持ちになったのは初めてのことだったけれど玉藻兄さんに会えると思うと早く学校に行きたかった。
「珍しいね、いつもはギリギリで出るのに」
「えへへ、内緒ー」
ドアを開けると……
「璃桜!あぶない!」
「え?」
目の前には玉藻兄さんが……
ナニかから庇うように抱きしめられると、チラリと見えた人ではないナニかが玉藻兄さんの背中に噛みついていた。