覚えたてのメイクを
丁寧にして、
髪の毛を結ぶ。



鏡の前で念入りに
チェックした。




やっぱり、先輩に
目をつけられないように
しなきゃだもんね。


「りなー、まだー??」


「かなもう準備できたの?
って、荷物多くない?」



「あー、今日部活見学行こうと
思ってね♪
即入部するんだー!
鳳翔のバスケ部はレベル高いから
他の1年生に負けないように
しなきゃだもんね!!」