ゆり……ゆり……………




えっ……




誰かが私の名前を読んでる


 
カタカタ………
何かをひいている音がする



その音は、
あの時の火事で意識不明になったときに
乗ったベッドみたいなやつと
同じ音だった…………




あっ…
あたしとうとう死ぬのかな…
まぁいいや…別に死んでも








お母さん…今からそっちいくからね