お昼

コンコン
弘{入るね〜。
ご飯持って来たけど食べれるかな?

自{んー………要らない…。【机から目を離さず答え】

弘{勉強してるのかな?
要らないじゃなくて食べれるか聞いてるんだよ〜

自{じゃあ…食べたくない。

弘{意味一緒だよ(笑)
先生も一緒に食べるから食べよ?

自{…いい……。【布団に潜り】

弘{えー本当に要らないの〜?先生お手製のお粥なのに〜?



* えみを親戚の元から引き取った時
ろくに食事をさせて貰えてなかったのか…衰弱しきっていて体重は平均の半分しかなく
怯えて何も口にしなかった


やっとの事で口にしたのが弘和が作ったお粥だった。

それから食事に対して無関心になり言われないと一日何も食べない事も。。食べても少ししか食べないように…

しかし弘和のお粥だけは自分から食べていた。



自{【ピクッ】
………少し…なら…【布団から顔を出し】


弘{ふふっ…食べる気になってくれた?【スプーンを渡し】

自{んっ……【スプーンを受け取り一口食べ】
…おいしい…///

弘{ありがとう♪よしっ先生も食べよ〜【弁当を出し】