それがもし本当だとしたら…

私は、どうなってしまうんだろう…

学校中からイジメられるのだろうか?

何をされるのだろうか……


そんな事を考えたら一気に力が抜けて座り込んでしまった。

私の瞳から涙が溢れでる

体が小刻みに震えだす…

怖いと言う感情が倍増する…


悠は、私を抱きしめてくれた。

「俺が守るから…」
「…っ……」

私は、コクンと頷いた。

カナとユイが私に寄ってきてくれた。

「今度は、ユイが麻里を守るからっ」
「私達が絶対守るから」

そんな頼もしい2人の言葉に私は、また頷いた。

強く強く悠にしがみつく


―――怖いっ…怖い怖い怖い!!


涙は、まだ止まらなかった。
私達4人以外誰も居ないのに…
怖くてしかたかなかった。