「せれんでぃぴてぃーって、知ってる?」 「なーに?それ」 「おもわぬものはぐう…?なんだっけな…」 「なにいってんの〜」 わたしが頬をふくらますと その少年は笑顔になる。 子どものくせに薄いブルーの瞳と 透き通ったような髪の毛が どこか大人っぽい雰囲気を出す。