嘘だ…



響紀「それ嘘だ。」



瑠衣「え…?嘘じゃないよ…」



響紀「嘘。俺知ってるし。瑠衣ちゃんが莉音を階段から突き落としたって。」



瑠衣「ご…ごめんなさい…」



響紀「謝ればいいって思った?」



瑠衣「ちっ…ちがう…!」



響紀「もう莉音にそんなことしないで。次したらもう知らないからな。」



瑠衣「…ごめんなさい。」



響紀「ん。」



俺は、それだけ話して瑠衣ちゃんの病室を出た。