莉音「…る…」



響紀「る…?」



莉音「る…い…ちゃん」



響紀「瑠衣ちゃん?」



莉音「…に押されて…」



思い出せば辛くて涙がまた出てきた…



響紀「…瑠衣ちゃんが莉音を突き落とした。あってる?」



私は小さく頷いた。



響紀「…辛かったな。痛かっただろ?」



響紀は私を抱きながら聞いてきた。



莉音「痛かった…」



私も響紀の白衣を握りながら言った。