なんだか周りが騒がしくて目が覚めた。



莉音「…んっ」



私の目の前には響紀がいた。



響紀「莉音?大丈夫?」



全然大丈夫じゃない…



体にはするどい痛みが走っていて…



莉音「いたい…いたっ…」



響紀「痛い?どこ?」



莉音「いっ…」



響紀「ちょっと手当てしていくね?痛いけどがんばろうな。」



響紀は私の頭を撫でてから手当てを始めた。



響紀は脱脂綿を多分落ちたときに切った腕に当ててきた。



莉音「いたいいたいっ!」



私は痛すぎて身をよじる…



響紀「ちょっと我慢…」



響紀は脱脂綿を容赦無く当ててくる。



もう痛すぎて涙がとまらない…