莉音「…あの…なんですか…」



瑠衣「あんたさ、響紀先生と付き合ってるの?」



顔と喋り方があってない…



こわい…



莉音「そうです…」



瑠衣「許せない。私の方が可愛いのに…」



莉音「…」



瑠衣「響紀先生と別れてよ!」



莉音「…い…やです」



瑠衣「はぁ?生意気ね。あんたと響紀先生では釣り合わないのわかってるでしょ?」



莉音「…」



なにも言い返せなかった。



たしかに瑠衣ちゃんの言う通りかもしれない…



響紀は優しくてかっこよくて仕事もできてとっても頼りになる。



私とは全然釣り合わない。



私は、何だかここにいたら危険な気がして病室に戻ろうと階段を上った。



瑠衣「ちょっと!待ちなさいよ!」



私がちょうど階段を登り終えようとしたとき…



瑠衣ちゃんが気づいたら私の目の前にいて…



瑠衣「あんたなんかいなくなればいいのよ!」