すると響紀先生は私の元へ来て、手を引いて診察室の中へ入れた。



響紀「久しぶりだね。喘息の方は大丈夫だった?」



椅子に座りながら聞いて来た。



莉音「……」



響紀「発作でちゃった?」



莉音「……」



響紀「怒らないから言ってみて?」



莉音「…ごめんな…さい。」



響紀「そっかそっか。でちゃったか…。
莉音は悪いことしてないんだし謝らなくていいよ?」