莉音「…何するの」



かなり警戒して近づいてこない莉音。



響紀「聴診するだけ。そんなとこいないでほら、ここ座って。」



俺はソファを手で叩く。



莉音は嫌がりながらもソファに座った。



俺は仕事の鞄をとった。



莉音「…やだっ」



響紀「大丈夫大丈夫。」



俺は聴診器をとった。



響紀「服捲って?」



莉音は捲ろうとしない。



響紀「どうした?捲るね。深呼吸して。」



俺は聴診器を当てた。



響紀「ん、いーよ。」



莉音「…悪かったの?」



響紀「ちょっとね。」