朝になり、莉音の病室へ行った。



響紀「莉音?りーおん。」



寝てる…。



響紀「莉音。おーきーて。」



莉音「…んっ」



響紀「おはよ?」



莉音「…おはよ。」



響紀「どう?体調は。」



莉音「熱下がった!気がする…」



響紀「ははっ。気がするかよ。まぁ熱はかって?」



莉音「ん。」



莉音は素直に体温計をはさんだ。



その間に俺は聴診をした。



ピピピピッピピピピッ



莉音「…ほら?6度3!」



響紀「あ、ほんとだ。」



莉音「退院したい!いいでしょ?」



響紀「いーよ。音も大丈夫だったしね。」



莉音「やった!」



莉音の喜んでる所を見ると俺も嬉しくなる。



いつもは、こんな顔は見れないから。