そう言って瑠衣ちゃんは響紀に抱きついた。



響紀「えー?勝手に病室出ちゃだめでしょ?」



そう言いながらも瑠衣ちゃんの頭をポンポンしてる響紀…。



それは私だけのものなのに…。



響紀は抱きついた瑠衣ちゃんを離すわけでもなく、微笑みながら喋ってた…



瑠衣「ねぇー先生?瑠衣のお散歩にお供して?」



上目遣いで目をクリクリさせながら言う瑠衣ちゃん。



響紀「えー、今はだーめ。てか瑠衣ちゃん病室戻りなって。」



瑠衣「えー…じゃあ響紀先生が瑠衣のこと送って?」



響紀「んー、まぁいいけど…」



は?なに言ってんの…



響紀「莉音?瑠衣ちゃんのこ「いい、私一人で大丈夫だから。」



響紀の言葉を遮って断った。



響紀「そう?じゃあ無理しちゃだめだからね?後で病室行くね。」



そう言って響紀は瑠衣ちゃんと仲良く行ってしまった。



私は1人になってしまい中庭へ行った。