響紀「りーおん、起きた?」



莉音「あ…うん。」



響紀「体怠くない?息苦しくない?」



莉音「大丈夫だよ。」



響紀「そう。良かった。」



よし、聞いてみよう!



莉音「ねぇ、先生?」



響紀「んー?」



莉音「病室出ちゃだめ?」



響紀「んー…出たい?」



莉音「うん…飽きちゃった…」



響紀「んー、いーよ。散歩でも行こうか?」



莉音「いいの⁉︎いく!」



響紀「いいよ。さすがに可哀想だしね。」



莉音「ありがとう!」



響紀「莉音が喜んでくれるなら連れて行ってあげるよ。」



響紀先生は微笑みながら言った。



私は上にカーディガンを羽織って響紀先生と散歩に行った。