響紀「莉音ー…わっ!」



部屋に入ると莉音が抱きついてきた。



響紀「りーおん、おはよう?」



莉音「……」



響紀「おはようは?」



莉音「……」



響紀「莉音?」



莉音を見ると泣いていた…



響紀「どうした?」



莉音「グスッ…」



響紀「寂しかった?」



小さく頷いた莉音。



響紀「そっかそっか。もう大丈夫だからね。」



莉音の頭を撫でた。



莉音「グスッ…怖かったぁ…ヒック」



響紀「怖かった?よくがんばったね。」



俺に抱きついて泣きじゃくる莉音。



響紀「莉音?ベット行こうか?」



莉音「グスッいやぁっ…」



響紀「ははっ。もう泣かないの。」



俺は莉音を抱えてベットに降ろした。



莉音に布団をかけた。



響紀「昨日いっぱい発作でちゃったんだって?」



莉音「…苦しかったぁ」



響紀「そうだね。がんばったがんばった。」



莉音「…響紀先生が来てくれなくって…怖かったぁ…」



響紀「ごめんごめん。怖かったね~。」