莉音「…食べるっ…」



響紀「…えっ?」



莉音「ちゃんと食べる…から点滴はしないで…」



響紀「無理しなくていいよ?それで吐いちゃったら莉音の体に負担がかかっちゃうでしょ?」



莉音「グスッ…だいじょう…ぶ」



莉音はスプーンを持って、少しの量を口に運んだ。



飲み込んだと思ったら莉音はスプーンを置いて隣にあった容器をとった。



莉音「ゲホゲホッオエッ…」



やっぱり…



無理だったみたいではいてしまった…



俺は莉音の背中をさすりながら声をかけた。



響紀「大丈夫大丈夫…」



莉音が落ち着いた所でご飯は神田さんに片付けてもらった。



莉音「グスッ…ごめんな…さいっ」



響紀「莉音に無理させちゃったな…。ごめんな?苦しかっただろ?」



そう聞くと小さく頷いた。