莉音「んん…ケホケホッケホケホッ」



苦しくて目が覚めた。



なんか最近多いな…発作。



響紀「ん、莉音?目覚めた?」



莉音「ケホケホッ…くるケホッしい…」



響紀「苦しい?体起こそっか。」



響紀は私の脇に手を入れて起き上がらせた。



莉音「ケホケホッハァケホケホッ…」



響紀「苦しいね…吸入しよっか。」



響紀は白衣のポケットから吸入を出した。



そして私の口に当ててくれた。



莉音「ケホケホッスーケホケホッ…」



響紀「大丈夫だよ。ゆっくりでいいからね。」



莉音「スーケホケホッハァスー…ハァハァ…」



響紀「…落ち着いた?」



莉音「…ん。ありがとう…」



響紀「どういたしまして。」