「あっ。」
なんだ。いい席じゃんか
窓側の一番後ろの席で、寝るのには丁度いい。
「うっわー、文乃超いい席じゃんー代わってーww」
「やーだーw」
友達がふざけてそんなこと言ってくるけどスルー。
「...まあ、となりなんて誰でもいいか。」

まだ男子が決まってないのか、私の隣は空いたまま。
私の隣になったらなったでその子も私のおもちゃに
なるんだろうな



カタン...

隣から音がした。
やっと男子決まったんだ。
さあ私の次のおもちゃは誰...

「あっ、えーと椿...だっけ?よろしく」