すりすり…。 呑気に擦り寄ってくるこやつは… 自称女好き卒業とほざいてる諒だ。 「りょう〜起きて!離れてよ!」 「…ん〜……ぐぅ」 「!!!っこら寝るなぁー!」 「…眠いんだよ、るか抱き心地よすぎ」 るか!?…いつもはあだ名なのに… 急な呼び捨てに恥ずかしくなってしまい 諒の胸に顔を埋めた。