あたしはもう一度だけその行為を見つめる。

カーテンの隙間から見えるあの髪色は間違いなく諒だ。




ガシャンっ。



あっやべ!
治療台に足があたってしまった。




2人もその音に気づいたらしく
カーテンを開けこちらを見ている。