〜♪〜♪


急にあたしのスマホが震え出した。


あっ!琴音から電話だ!

ピッ

「もしもし!」

『もしもしじゃないよ!!今いくってメール来てからいつくんの!今何時だとおもってるの!』


え、今何時だろ…。
ケータイの時計を見る。午後2時。


ぇぇええええ!?どんだけここに居たの


「ごめんっ今行くからー、てか迷ったんだよ」

『たくっ、今迎え行くからどこ?』

どこ?!どこだろ。
あたしを見渡すと、外に噴水が見えた。

「外に噴水がある」

『あー、おけ今から行くから噴水の所に居て』

それだけいい、あたしの返事も待たず電話を切る琴音。



あたしの電話が終わると
あたしが何処かへ行くって分かったらしい隼人がきいてきた


「どっかいくの?」


「教室いくね」


それだけ言うとこの部屋を後にした。