朝が弱かったあなたは、



 いつも遅刻かギリギリの登校だったのに。




 いつからか私の電車にあわせて


 駅まで迎えに来てくれるようになった。





 だけどアラームだけでは


 起きられないから


 いつもLINEで起こしてあげた。




  おはようりっくん。


 

 小さく言葉にすると涙がこぼれた。



 
 ほら、またあなたは


 
 私を苦しめるね。