まじりのわざとらしい声できり出してた。
それが合図かのようにみんなの顔はいつもの顔に戻っていた。
それと同時にザワつきだしたクラス。
「先生今日もつまんねぇギャハハ、信じるわけないじゃん」
バカにしたように笑いながら
そういった言葉がいきかっているのが聞こえてくる。
俺もそう思った1人である。
「はい!はい!みんな静かにッ!!」
小学生にでも呼びかけるかのように手を鳴らした。
また、全体が静まり返った。
子供のように、自信満々の顔で担任は、
「お前ら言っとくがなぁ!俺は嘘なんてこれっぽちも言ってねーからな!!」
フン!
その言葉自体が嘘くさいと、
なんで気づかないことやら・・・・。
クラス全体が思ったのは言うまでもない。
「先生!ならばその1億4千万とやらは先生の手元に実在すると・・・・?」