ブワッ...


一瞬で視界がひらけて、
まぶしい光に包まれた。


「っ....」

まぶしくて、
目を開けていられない。





光が収まったようで、
そっ...と目を開ける


『キュウ!』

目の前に九尾達がいた。


「湊..?」

嬉しそうに
私にすり寄ってくる九尾達。


「なんで...
あれ...?
私、さっきまで...

っ!!」


起き上がろうとして体を起こすと
めまいがして、
さっきまで寝ていた布団に倒れこんだ。

「っ....」

『気をつけろよ?
まだ、本調子じゃないんだからな?』

「っ柳!?」

『ほら、起き上がるなって。
寝てろよ』

「え...
どうして...私さっきまで学校に......

邪気が...」