冬馬side

俺たちは取り返しのつかないことをしてしまった。

一番、傷つけてはいけないゆいかを傷つけすぎた。

この小さな身体で、ゆいかは沢山のものを背負っていた。

それを一緒に持つのが、仲間なのに。

ごめん。ゆいか。

本当にごめん。