ガチャッ



 「屋上久々~♪
 さすがに授業中だし、誰も居ないよねぇ~…」



 !!!!!!!!!!!!!!!!!!



 「…おじゃましましたぁ~」


 「おい。」


 「はっ!!はい!?」




 最悪…
 よりによってアイツ。
 あの魔王が先客だなんて…。
 ホントついてない…。




 「何か用ですか?」


 「膝枕しろよ。」



 ………はぁ!?何言ってんのコイツ!?



 「頭いてぇーんだよ。ここで寝たら。
  だから膝かせよ。」




 ホントに何を言ってるんだろう…
 そしてなぜこんなに俺様なんだろう…




 「早く来いよ。」




 「…はい…」




 って何であたしコイツの言うこと聞いてんの!?
 ホント意味分かんない!!



 「お前さ、乳ねぇのな。」

 「……………は?」



 コイツ…
 今さわ…触った!!




 バッチ―――ン!!




 「アンタさいって-!!」


 「いって…。
  ホントの事言っただけじゃん。」


 「普通初対面の人間にそう言うことする!?」


 「別に減るもんじゃねーじゃん。」




 バッチ―――ン!!!!!!




 「アンタなんか大っ嫌い!!!!」