わたしは校門をくぐった。

「あっ!春ちゃん!」

小学校仲の良かった藍ちゃんだ

「同じクラスになれるといいね〜〜!」

私もそう思っていた。

「ね!なれなかったら最悪だよ〜」

下駄箱の近くに行きクラス名簿をもらった。

あっ、〝蒼嶋 春 〟 私のなまえがあった

私は1年3組だ、 えーと 藍ちゃんいるかな?!


指をスーッとしたにおろしていくと 1年3組には藍ちゃんの名前はなかった。

え!!?!!?うわ、最悪だ‥‥


「春ちゃーーん!残念だね‥‥」

「本当だよ!これからどうしよーぅ」

藍ちゃんとちがうクラスだったのはとても残念だった。