それからしばらく沈黙が続く…

するといきなり彼が
「さっさと帰れ。また襲われたいのか」

『いや…だ…』
さっきの事を思い出し、また震えだす。


それを知ってか知らずか
「なら帰れ」

といって彼はあっさり行ってしまった。

『あっ、お礼…名前も。また聞き忘れちゃった』

でも彼が着てた制服うちのだったし
そのうち会える…よね?

それよりお昼といい
綺麗な真青だったなぁ〜



また襲われる前に帰ろッ





これが彼、久我山 洸(くがやま こう)との出会い---