購買についたものの…
何ですか!この人だかりわ!

『こんなんじゃ物が見えませんよ…』

そう1人呟いていると横から

「おい見ろよあれ、橘だぜ」
「うおっ、本物じゃねーかよ」
「俺はじめて見た。ちっさくて…」
「「「かわいぃ〜〜〜///」」」

男たちの視線をたどれば
1人の小さな少女が人混みの外から一生懸命覗こうと頑張っていた。

『ん?あれは…"小姫"』

その少女とは
一部から小さくてフワフワした可愛さ
と有名な小姫こと橘 妃頼がいた。

その姿を捉えた俺は
無意識のうちに彼女へと足を向けていた。