「お待たせ致しました」


何の事情も知らない店員さんがやってきた。


って…。


「千早じゃん」


そう、そこには可愛いウェイトスの衣装を身に纏った千早がいた。


「あっれー、深海さんー!?それに変態浅はか野郎!………と湊君」

「変態浅はか野郎って何!?

俺のこと!?

後、何で湊君のこと言うときはすんごいドス黒い声になったの!?」


あ…そのことに関しては………。


「ちょっと浅井君…」

「?」

「浅井君、実は千早は湊のことが大の苦手で大の嫌いなんです。

理由はよく分かりませんが……。

とりあえず、二人はあまりくっつけないようにしていただきたいのですが……」

「えっ!?何で!?

むしろ二人を仲良くさせたほうがかっこよくない!?」


何が格好いいんだよ。

わかんねえよ。