「許さない、絶対に」

「……深海さん、落ち着いてください。冷静に。

確かにあの出来事は最悪でしたが……あれからもう、3年が経っているんですよ。

彼も刑務所で反省しているようですしー……」

「いや、まだ3日しか経っていないけれど」

「あ、そうでしたね……。

すみません、あまりにもドン引きだったせいで、1日が1年のように長く感じてしまって……」

「長過ぎよ」


ちなみに、浅井君はあの後警察に連れて行かれたけれど、何とか誤解を解いて、何とか解放されたらしい。

しかも、ノコノコと学校にきやがる始末。

私は、また浅井君のいつもの告白大会で告白されないように、昼休みはこうして図書室に入り浸り。

そして、千早に愚痴る。