「え、ええ。久しぶりね。」

と言うと雪が、
「匠?もう授業じゃないのか?」
と言った。

匠は忘れていたようで、顔がすごいことになっていた。

「よ、よし!琴羽!いくぞ!」

と言うと、私の手を握り、理事長室を出た。

そして匠が、
「琴羽は1‐Sな!」
と言った。

「S………?」