『嫌だ点滴なんてしない。』
葵「お願いだから。」
『嫌だしない。』
そう言って診察室から
逃げだした。
しばらく走って逃げて
ついたのは屋上。
もう、このまま死んじゃおっかな。
そう思いフェンスに近づく。
そしてフェンスを飛び越えて
しばらく座っていると
葵「咲。何してるんだ?
そんなところにいたら
危ないだろう?」
『来ないで。来たら飛び降りる』
葵「何ドラマみたいな?
そんなバカな真似して」
『本気だからね』
葵「あぁそう。わかった
じゃあ何で死にたいんだ?」
『もう疲れたんだよ。
小さい時からずっと病院を
行ったり来たりの繰り返し。
熱が出れば病院。
発作が起きれば病院。
もうそんな生活疲れたよ。』
葵「そっか。わかった。
じゃあ飛び降りたければ
飛び下りればいいじゃないか!」
葵は私に怒鳴ってきた。
だから私もカッとなって
『うるさいな!葵には私の
気持ちなんてわからないよ』
葵「あぁお前じゃないからな。
わかる訳ないだろう?」
『じゃあほっといて』
葵「それは無理だ」
『なんでよ?もう楽になりたい』
葵「お願いだから。」
『嫌だしない。』
そう言って診察室から
逃げだした。
しばらく走って逃げて
ついたのは屋上。
もう、このまま死んじゃおっかな。
そう思いフェンスに近づく。
そしてフェンスを飛び越えて
しばらく座っていると
葵「咲。何してるんだ?
そんなところにいたら
危ないだろう?」
『来ないで。来たら飛び降りる』
葵「何ドラマみたいな?
そんなバカな真似して」
『本気だからね』
葵「あぁそう。わかった
じゃあ何で死にたいんだ?」
『もう疲れたんだよ。
小さい時からずっと病院を
行ったり来たりの繰り返し。
熱が出れば病院。
発作が起きれば病院。
もうそんな生活疲れたよ。』
葵「そっか。わかった。
じゃあ飛び降りたければ
飛び下りればいいじゃないか!」
葵は私に怒鳴ってきた。
だから私もカッとなって
『うるさいな!葵には私の
気持ちなんてわからないよ』
葵「あぁお前じゃないからな。
わかる訳ないだろう?」
『じゃあほっといて』
葵「それは無理だ」
『なんでよ?もう楽になりたい』