そう言うと華は深呼吸を始めた

華「スーｹﾎｯｹﾎｯハー…」

　『そうそうその調子』

華「スーｺﾎｯｺﾎｯハー…」

しばらく続けてると
落ち着いたみたい。

そこである質問をしてみた。

　『なんで俺じゃなくて
　　葵を呼んだんだ？』

華「………」

　『俺じゃ頼りないか？』

華「違う」

　『俺のこと嫌いか？』

華「違う」

　『じゃあ何でだ？
　　俺は華のことが好きなのに…』

華「本当に？」

　『あぁ。好きだ
　　ってどうして泣いてるんだよ？』

華「先生。私も好き。」

　『えっ本当か？』

華「うん。だから呼べなかったの」

　『両思いだな
　　俺と付き合ってください』

華「はい。よろこんで」