『じゃあ、いってくるね!
  お弁当ついでに作ったから
  もしよければ食べて?』

葵「あぁ、ありがと。
  いってらっしゃい。」チュッ

お決まりの触れるだけのキスをして
私は家を出た。

あぁ、久々の学校で緊張するな。
そう思っているとついてしまった学校。

華「咲だ!久しぶり!
  さみしかったよぉ」
そう言って抱きついてくる華。
本当に可愛い。

 『華。久しぶりだね。
  元気だった?』

華「うん。超元気だったよ。」

 『良かった。』

華「それより大丈夫なの?体調」

 『うん。もう全然大丈夫だよ!』

華「なら、良かった」

 『心配掛けてごめんね?』

華「ううん。咲が無事なら
  それでいいの。」
たまに大人発言してくる華。

大人なんだか子供っぽいんだか。
時々わからなくなるよ。

華「それより早く教室行こ?」

 『そうだね。』