葵「咲。起きて。」
葵?葵の声がする。

葵「咲。おはよ。ご飯作るから、
  ちょっといい?」

 『あっ、ごめん。私も手伝うよ。』

葵「体調大丈夫か?」

 『大丈夫だよ!』
もー心配性だなと付けたす。

葵「それでも、聴診してからな。」
そう言いながら、聴診器を鞄から取り出す
家でもやらなきゃいけないのか…。

葵「それじゃあ、服捲って。」
そう言われ渋々服を捲る。

葵「深呼吸してな。」
暫く深呼吸を続ける。

葵「うん。大丈夫だけど、無理すんなよ」

 『わかってるよ!』
そう言うと、私と葵は一緒に
ハンバーグを作り始めた。