『さーき。何してるの?』
俺は、優しく訪ねた。すると、

咲「こないで。もう死にたい。
  もう無理だよ。」
そう言った。

 『何で死にたいの?』
そう聞くと、

咲「病弱で入院ばっか。もううんざり。」
そう言った。

 『確かに入院ばっかかもしれない。
  でもな、咲。
  治すためには必要なんだ。』
そう言うと、

その場に座り込んだ。
咲の元へ行き咲を抱き締めた。

そこでさりげなく、手を握り脈を計る。
そして、抱きしめてる間に心拍を確認。

脈も心拍も大丈夫そうだが、
熱が相当高いみたいだ。

咲。お願いだから死ぬとか
言わないでくれ。

俺がいるじゃないか。
俺を頼ってくれよ。
精一杯サポートするから。

【葵】END