【葵】
美穂から連絡が来た。

咲が倒れただと?

急いで学校へ向かった。
学校に着き、保健室に向かうと
華ちゃんがいた。

華ちゃんは、俺の顔を見るなり、
安心したのか、発作が出てきた。

俺は、華ちゃんに深呼吸して。と言い、
寄り添うとだんだん落ち着いてきた。

華ちゃんは、大丈夫と俺に言った。

だから、俺は咲の方へ向かった。
咲は、朝より明らかに顔色が悪く、
息をするのも大変そうだった。

 『咲。咲。咲!』

俺は、何度か咲の名前を呼んだ。
すると、咲は目を覚ました。

咲何でおまえは無茶をするんだ?
咲無茶をするなよ。

【葵】END