『美穂ちゃん!咲は?』

美「大丈夫よ。今葵呼んだから。」

良かった。
そう思っていたら…
―ガラガラガラ

葵「咲!」

葵先生が入ってきた。
あぁー良かった。もう、安心だね。

そう思ってたら
―ケホッケホッ
あれ?喘息の発作?

葵「華ちゃん?」

ケホッケホッゴホッゴホッハーハー

葵「華ちゃん大丈夫。深呼吸して。」

ゲホッゲホッスーゴホッゴホッハーケホッケホッスーハー

葵「上手だよ!その調子!」

ケホッケホッスーゴホッハースーハー
あっ、落ち着いた。

 『葵先生。ありがと。』

葵「いえいえ。どういたしまして。」

そう言うと、葵先生は、
咲の方へ向かった。

【華】END