『当たり前だろ。俺の子だし、
　　俺等の愛のカタチじゃないか。」

咲「ｸﾞｽｯあんな事言ってごめんね。
　　突き放さなきゃと思って。」

　『いいよ。許してあげる。
　　その代わりに咲からキスして？』

咲「えっ。」

泣いていたのに、今の言葉で
泣き止んだ咲。

ﾁｭｯ

恥ずかしそうに、かつ不意打ちにキスを
してくる咲。

　『それだけ？』

そう言って、咲にキスをする。

咲「ダメッ二人が起きちゃう。」

　『ｸｽｸｽそうだね。起きちゃうと
　　ヤバイからやめよっか。じゃあ、俺
　　帰るね。また明日。ﾁｭｯ』

キスをして家に帰った。

まさか自分に子供がいるとは
思ってなかったが、素直に嬉しい
もんだな。

でも、あの時は避妊をしていたのにと
いろいろ考えていた。

【葵】END