先「きっと、咲ちゃんも言わないだけで
　　お父さんとお母さんがいるだけで
　　心強いと思いますよ！」

先生は私の思ってる事をいつも
当ててしまう。

だから、尊敬してる。

先「じゃ、そろそろ赤ちゃんを
　　見ようか。咲ちゃんも
　　見たいでしょ？」

　『はい！』

先「そこに横になってね。」

言われた通りにベッドに横になる。

先「ジェルつけるわよ。」

　『はい。』

ジェルをつけられる。

やっぱり冷たくて慣れない。

先「ここが頭ね。…」

それからいろいろ説明してくれる。

先「多分だけど、男の子と女の子の
　　双子ちゃんね。」

　『男の子と女の子？』

先「そう。多分だけどね。まだ
　　確定ではないのよ。産まれてこないと
　　なんとも言えないわ。」

　『そうなんですか…。』

でも、男の子と女の子か…。

男の子二人とかよりはマシかな？

大変そうだし（笑）

一人で育てられる自身なんてない。

先「元気だけど、他の人と比べると
　　小さいから、頑張って食べてね。
　　でも、無理は禁物。」

　『わかりました。』