百「咲起こしてくるから
　　先に座ってて？」

そう言い残して咲を
起こしに行った百合さん。

寝起きの咲がやってきて、
咲は少し驚いてたみたいだった。

でも、それからは、
普通にご飯を食べていたし、
大丈夫そうだった。

ご飯中に春樹さんに
呼ばれたから、春樹さんに
ついていった。

春「悪かったな急に…。
　　まぁ、飲めよ。」

　『あの、俺今日車なんですよ』

春「泊まればいいだろ？」

　『いいんですか？』

春「あぁ、きっと百合も
　　そのつもりだろう。」

　『じゃあ、いただきます。』

春「話ってのは咲のこと
　　なんだがな…。」

　『はい…。』

春「咲ここで俺が
　　診察したとき、少しだけ
　　呼吸が乱れていた。」

　『えっ…。』

春「きっと大丈夫だろうが。
　　暫く気を付けてやって。」

　『はい、わかりました。』

春「まぁ、自律神経の乱れで
　　起きてるだけかも
　　しれないがな…。」

　『じゃぁ、少し様子
　　見てみます。』

春「話はそれだけだ。
　　もういいぞ。
　　咲たちのところへ
　　行くか。」

　『はい。』

暫く春樹さんが言った通り
気を付けてみるか…。

【葵】END