ママ「咲起きて、ご飯食べよ?」

気付いたら夜になっていて
パパもママも起きていた。

 『ママ今何時?』

ママ「もうすぐ8時よ。」

そんなに寝てたの?

ママ「早くいらっしゃいね。
  あなたの待ち人も
  いるから。」

 『待ち人?』

ママ「来ればわかるわよ。」

う~ん誰だろう。

華とか?でも、華には
この事伝えてないし…。

そうすると一人しか
いない。

 『…あ、葵。』

葵「咲、見つかった。」

 『何でここに…?』

葵「咲のこと迎えに来た。」

 『私帰らないよ?
  だって、葵のお義母さん
  反対してたし…。』

葵「最後まで人の話しを
  しっかり聞かないから
  困るよ…咲は…。」

そう言って昨日のことを
話してくれた。

 『そうだったんだ…。
  ごめん葵…。』

葵「俺もごめん…。」

ママ「一件落着?」

 『うん、ママもごめんね。
  迷惑かけたよね…。』

ママ「私の子供だもの。
  迷惑かけられて当然よ。」

 『グスッありがと、ママ。』