いっぱい話しながら、食べたけど
気づいたら、料理がもうなくなっていた。

葵と卓巳はお酒も飲みながらなのに、
よく食べれるなと思い感心しながら、
私も一生懸命食べた。

華もよく食べてた。

片付けも済んで暫く話していた。

卓「さぁ、華。
  部屋に戻ろっか。」

華「そうだね。お邪魔しました。」

葵「またおいでね。」

華「は~い。」

二人は帰って行った。

葵「咲おいで。」

 『うん!』

葵のところへ行く。

葵「咲ギュ~!」

 『葵ギュ~!』

聴診が大嫌いだから、
最近はずっとこう。

だから、じっとしてる。

すると、何か右手の薬指が
ひんやりした。

葵「もういいよ?」

少し離れると、ひんやりした
ものの正体が分かった。