そう思いつつカーテンを開けてみた。

けどやっぱり寝てる。

気持ちよさそうに寝ているのに
可哀そうだけど起こす事にした。

 『咲。咲。起きて!咲。』

すると眠そうに起きる。

咲「ん?葵?何でいるの?」

 『咲が呼んだんだよ?』

咲「あっ、そうだった。」

熱で記憶がないのかな?

 『咲。とりあえず、家に帰ろ?』

咲「うん。」

 『立てる?』

咲「無理そう。」

珍しく素直な咲。

そんな咲を抱えて保健室をあとにした。

【葵】END