次の日。

ズキッ頭痛がした。

でも、今日も学校があるから、
休む訳にはいけないし、
葵にバレてはいけない。

何とかなるだろうと思い、
ベッドから起き上がり、朝ご飯を
作り始めた。

しばらくすると起きてきた葵。

どうか、葵にはバレませんように。

葵「咲。おはよ。」

 『あっ、葵おはよ。』

葵「咲。ちょっとおいで。」
はい。たぶんバレました。

それでも私は、冷静を装う。

 『ん?何で?』

葵「顔色悪いから。」

 『そう?大丈夫だよ。』