咲は俯いている。
そりゃあそうだよな。
何ともないと思っていたのだから…。

野「咲ちゃん葵先生に毎日いろいろ
  話すだけでも、病気の負担は
  軽減されるから。」

咲「はい。わかりました。」

野「いいこだね。じゃあ来週から
  通おうか。咲ちゃんは喘息もち
  って聞いたから、その時の検診と
  一緒の日にこっちへ来てもらてもいい?」

咲「はい、大丈夫です。」

野「よし、じゃあ決まり。
  痛いこととかは全くないから
  安心してね。」

咲「はい。これからよろしくお願いします」

野「うん。よろしくね。」病気のことで話し終えた
野崎先生と咲は緊張をほぐすためか
いろいろ話してる。

学校のこととか、いろいろ。

そして俺と野崎先生は、
タメであることがわかり、
敬語とお互いに先生をつけるのを
やめた。