ゲームをクリアしたとき、一人の女の子の幽霊が僕の前に現れました。


彼女は、とうかという名前で、その屋敷に住んでいる、そして、自分がこのゲームをつくったのだと言いました。


無邪気な笑顔で…。


ゲームをつくったのは、生前、親にゲームを買ってもらえなかったから、というのと、ゲームをしてみたかったから、というバカげた理由だそうです。


本当に、バカみたいです。


そんな、バカみたいなゲームで、友達が3人も死んだのです。




僕は、気が狂いそうでした。




なんで、あんな奴のつくったゲームで、友達が殺されないとならないんだ?


どうして、あんなゲームで、僕が友達を殺さないとならないんだ?




きっとこんなこと、誰に言っても信じてもらえないと思います。


きっとこんなこと、ただの妄想だって言われると思います。




でも、本当です。




気になる方は、その屋敷に行ってみればいい。


それだけのことです。