「おねえさんは、このかお、だれのだかわかる?」




とうかは、見たことがあるようなきがする、


おねえさんのかおをゆびさして、マネキンのおねえさんにきいた。




「…分かりませんが、似た人物は知っています」


「だれ?」


「私が、ニセモノとして使われたときの……」


「ああ、あのおねえさん…」




たしかに、あのみのりっておねえさんにソックリ。


じゃあ、あのみのりっておねえさんの、しまい?




で、こっちのおにいさんたちはだれだろう?


だれだっけ?




だれだっけ…………?




まあいいや。


早く、ニセモノをきめよう。




「だ・れ・に・し・よ・う・か・な


て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り


てっ・ぽう・うっ・て・バン・バン・バン


か・き・の・た・ね


1・2・3・4・5・6・7・8・9・10!」